新しい1歩を

あんな失点で優勝を逃すって…
情けなくて涙も出やしない。内容で圧倒されていようとなんだろうと結果は0−1。

相手がガッチリ堅めてくる前の序盤の絶好のチャンスを決められていたら---セルヒオ・ラモスからのパスをインターセプトしたのにチャンスにできなかったFW(結局この人が点を取れなくていつも負ける)、連携よく運んで来たボールをバラックが右にいたにも関わらず相手GK正面に威力も無く蹴り込んだヒツルスペルガー(記者会見で威勢のいいこと言ってような)。198cmの身長がありながら相手にヘディングで競り負けてるメルテザッカー。そして、その後どれだけ相手の枠内シュートを防いだとしてもあの時間帯に自身の判断ミスで失点したGKと大会開催前からだけどこの試合でも無策だった首脳陣。

決勝戦のこの1試合だけがすべてじゃない。ポルトカル戦などは本当にエキサイティングだった。あのシュヴァインシュタイガーの気迫のスライディングTorは絶対忘れないだろう。で、新しい1歩のためにもチームマネージャー(ビアホフ)とその大親友のGK(そもそもアーセナルで活躍の機会を与えられなくなった時点で、召集するべきではなかった)は仲良くセットで潔く代表チームを退いていただきたい。

撃沈せよ

EMも残すところ決勝のみとなった。
準決勝、ミラクルだなんだと勢いづくトルコ相手にドイツは「悪い、悪い」と耳にタコできるくらい言われ続け、中継ではトラブルまで起こる始末。トルコは怪我で出られない選手や出場停止の選手が多くベストメンバーを組めないのが残念なんていう解説まで聞かされて、全く入れ込みにくい試合だわ…相手を潰すラフプレーや自身を酷使する無理なプレーあればこそ、ここまで勝ち残って来たんでしょーに。

終わってみれば奇跡を起こし続け"大会を盛り上げた"と賞賛される相手にこれ以上ない形で勝利!バラック主将が封じられてもチャンスを着実にモノにできる勝負強さ。先制されてもすぐに追いつき、トルコタイムなる時間帯に追いつかれても後半45分、ラームの逆襲で決勝点!!

決勝の相手は無敵艦隊に(ロシアはオランダを踏み台にしておきながらこれかい...)。チャンネルを上げてのプッシュ、サッカー番組のくせに公平さなど微塵も無い露骨なワンサイド応援などなど一層煩わしくなるだろう。守りが弱点と言われようとも最終的に相手より1点多く取ればよい!!最後の最後まで集中して栄光の座を!!!


決勝目前で緊張感が募る中、ちょっと可笑しかったのが

「フリンクス監督だったらフリンクス選手を先発で起用するだろう」

という記者会見でのフリの発言。2002はバラック不在の決勝で散り、2006は自身釈然としない出場停止で準決勝延長負け。悲願達成まであとひとつ!心中察するに余りあるが…無理しないでよ、ほんとに。

32%

ドイツが優勝候補のポルトガルを撃破し歓喜したものの、その後は楽しみにしていたクロアチア、オランダが敗退してしまって茫然。EM開始から生活のリズムが狂ってるせいもあり、どっと疲労感が。

昨晩のすぽるとで、"4ヶ国(ドイツ、ロシア、スペイン、トルコ)の中で欧州の頂点に立つのはどこ?"というアンケートが実施され、スペインがトップで53%。スペイン代表を応援してる人、スペインの試合は面白い・美しいと思ってる人、ドイツに優勝して欲しくない人、ヒディンクのガッツポーズを見ると不快になる人などなど、多数派とメディアの希望の星ですから。大注目だったポルトガルも敗れた今、スペインが最後の砦なのでしょう。タイトルに掲げたのがドイツの獲得数値。うーん。。。

とにもかくにも準決勝、ドイツにはポルトガル戦に挑んだチームの気迫そのままにスイス、チェコ、クロアチアが流した涙の分もトルコを粉砕していただきたい。こういうの、ドイツは得意でしょ。そしてベンチに戻って来る監督が変な采配しませんように。

第十一弾

2年前偶然遭遇したANIZO(『kickerとANIZO』参照)は記念すべき第一弾だったわけだが、その後大好評?!につき来月には第十一弾が発売予定とか。
この4月、コドモがお世話してた小学1年生のクラスの中に"現実逃避"をつけてる子がいたらしいし(笑)、"野性"をつけてる女子がクラスメートにいるらしく、その人気は周囲を侵食中である。ちなみにコドモは『子(ね)』(ねずみの耳がいつ欠けるか心配だ)と四天王・北をつけて通学中(ペアでつけていた四天王・南は気づいたら紐だけになっていた・笑)。

第十一弾はオリンピックバージョン(EM(ユーロ)出場全16ヵ国バージョンとか出たら楽しいのに!お腹か頭の後ろに国旗のマーク、そして各国チームを象徴する一言なりイラストなり...毒の効かせ甲斐のありそうなチーム、ありそうでしょー)。
昨日久々に公式サイトを覗いてみたら新作の全貌が!相変わらず芸が細かいこと(たまに背面のお顔とか細かい箇所が擦れて消えかかってることがあるのが哀しい)。
ANIZOといえば欠かせないのが、かわいいんだけどちょっとこれ普段つけられないよねぇ〜という効かせ『毒』。今回もツブ揃いのラインナップの中で特に期待を裏切ってないのが、


「あなたにはがっかりです。」


と背中に張り紙された"期待はずれ"


この時期にこの一言は(GLのドイツとか)いろんな意味でキツイよなぁ・・・・・
EMも決勝Tに突入し負けたら終わりの一発勝負。歓喜の裏でチームが減って行く寂莫感は拭えぬものの、ドイツにはどこが来ようとGLでの危機感を忘れず、最後の1秒までチャレンジャーとして戦い抜いて欲しい。

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ポルトガルキラー、見参!!!

シュバ〜〜〜!!!!!
あのミラクルなTorを観られただけで、たとえこの後散ることになったっていいと思った。でも2点差つけたら欲が出た。1点差になった後はもう生きた心地がしなかった(笑)。

痛み止めを打ってフリが出るかもと聞いたときにはムンクの叫び状態になったけど、薬屋さんで遠目ときどきキースリングと見分けがつきにくい感のあるロルフェスくん、パスミスはあったけど効いていた!ヒツルスペルガーは、うーん...
ひとつだけ、頼むからヤンゼンだけは出さないで欲しい。

会場に流れる"7 Nation Army"(この曲といい、サンバといい、すばらしい選曲♪)に乗せたファンの大合唱に迎えられ選手入場。国歌の終わり際に気合を入れるバラック。希望の光が差し込むか。

ゲームの入りがすごくよかった!シュバが加わりバラックが前に上がったことにより、攻撃が面白くなった。このユーロでようやくサンバ、サンバの"SAMBA DE JANEIRO" が似合うゲーム展開に。ポルトガルは、Cロナウドが倒されて→その後審判の反応を窺うかのように停止→すごく痛がるという流れに笑ったけど((足踏まれてたんですね...ごめんなさい。アルネくん、よく抑えた!)、多彩な攻撃はすごいなぁ。2点で済んだのは運が良かったのとユーロパスのおかげだと思う。

とにかく、嬉しい、嬉しすぎる。シュバ、最高だ。

肋骨ですか

盛り上がったユーロC組最終戦はルーマニアに期待していたがオレンジ3連勝…因縁対決はと言えば、悪夢を絵に描いたような展開でよりによってフランス敗戦。がっかりしていたら、そんなことどうでもよくなるくらいの悪い知らせが…。
なんとかGL突破して、ポルトガル戦はバラックと二人揃っているのが光明と昨日書いたばかりなのに、フリ…お大事に(言葉が見つからない...フスバルに神はいないのか)。

主将〜っ!!!

うわぁ、危なかった。主将の渾身の一発が決まってなかったらどうなっていたか。
さすがバラック!痺れました...
フリもセットプレーでクロアチア戦よりいいボールが蹴れてたいたし、まだ準々決勝だけどバラックとふたり揃って大一番のポルトガル戦に挑めるのは嬉しい。

メルテザッカーには一瞬ヒヤリとさせられたが、フリードリヒやフリッツのひたむきな頑張りには胸を打たれたし、唯一展開に変化をつけられ、相手陣内へ切り込んでもいけるラームの巧さには今日も感心。これで次のゲームはシュバインシュタイガーが復帰して、MFとしてはどうよ?なポドルスキが前に上がれば光明がありそう。
しかし…あのFWじゃどうにもこうにも。相手に狙われているのに1歩が遅い。連携が悪い。自分で決めてやるという覇気がない。そして決定力がない…。特にクロアチア戦の後「思い上がってる選手がいた」なんて発言した割には、ここは決めようよ!ってところで決められないFW##使い続けるしかないのなら(隠しダマのイキのいい選手を呼んでる訳でもなし)、06WMの得点王なら、"強豪国"相手に、"勝負を決めるような値千金の一発"を見せてもらいたい。ポルトガルが相手なら不足はあるまい!

あちらはイヴァンでサンバ、サンバですか・・・(ボルツ君、今日もピンチを何度救ったか・泣)
クロアチア、メンバー入れ替えても強いわ。準々決勝では、あり得ない試合運びでチェコを奈落の底に突き落としたトルコとどんな戦いをするのか楽しみ。

サンバ、サンバ!とノルシュテイン

オランダ−フランス戦をやっと全部観た。カイトのヘッドで先制した直後の守護神ファン・デル・サールが素敵…。ゴールが決まったときにスタジアムに流れる「サンバ!サンバ!」の音楽が絶妙で盛り上がりは最高潮(アンリが決めた仏1点目の余韻に酔う暇もなく、すかさずロッベンが決めて連続サンバ・笑)。ロスタイム、スナイデルの駄目押し弾丸ミドルが決まったときには客席をオレンジに染めるファン軍団がお祭り騒ぎでサンバ大合唱!このゴール→サンバ、またやって欲しい。

きつねとうさぎ



先週だったか、「ユーリー・ノルシュテイン特集」を録画したものの、その中で唯一観たことのなかった作品『きつねとうさぎ』だけがHD容量オーバーで録画されていなくて凹んだのだが、幸い同じものが昨晩放送され今度は録画できていた。どれも好きだけど、特に惹き込まれるのがノルシュテインの演出する雪の降る情景。札幌にも凍てついて風のない日にはあんな雪が降る。『話の話』の中で、"新高"(巨大で美味な梨)みたいな果実が何個も何個もしんしんと降り続く雪に混ざって音もなく落ちるシーンはあまりに幻想的。音楽遣いも絶妙で『アオサギとツル』の物悲しいワルツ、『話の話』のタンゴ(="疲れた太陽")など一度聴いたら耳に残り頭の中を回り続けるのだが、今日はベルンのスタジアムを沸かせたサンバ、サンバが占拠している(笑)。

それにつけても、古今東西?には個性豊かなウサギさんたちがいらっしゃるようで。先月締め切りギリギリでパンについてるシールを集めてふんわりブランケットを手に入れたディック・ブルーナ氏のミッフィー、工作教室に通ったりワニと友達になったり陶芸したりとチャレンジャーな"無口なウサギ"、見る者を脱力させる「しあわせ探して30年」な"しあわせウサギ"、ホラー全開「職業は殴られ屋」な"殴られウサギ"、クマのケンタを虐めるのが生き甲斐なイヨという名の悪魔のようなウサギなどなど…

件の「きつねとうさぎ」の悪どいきつねは、ちょっとワルな目をした Karoly Reich(レイク・カーロイ)の描くそれと少し似ていた。


Karoly Reich『Das goldene Buch der Tiere』


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死の組とあれこれ

ルーマニア(ハジという選手がいた頃だろうか、WM'94アメリカ大会で応援してたヴァルデラマ率いるコロンビアがコロっとやられたのは...)、惜しかった。試合終了後のムトゥは可哀想だったが、負けたら終わりの崖っぷちで猛攻をしかける伊をよくぞ凌いだといったところか。
オランダ−フランスは、拮抗してるように見えたんだけどなぁ…。1−0でアンリがループをふかしちゃったとこまで観て寝てしまったんだけど、どちらが勝ってもおかしくない展開だったので結果を聞いたときにはびっくりだった。リピート放送を観るのが楽しみ。
GL最終戦はただでさえ因縁のある仏伊対決が更に凄いことになりそうで、わくわくする。
今スウェーデンとギリシャの試合を観ているのだが、客席の黄色がとても美しい(途中出場のローゼンベリ@werderも美しい...開幕前の負傷は完治したのだろうか)。もし決勝TでスウェーデンVSオランダなんていう対決になったら…目がチカチカしそうだ。

EMと離れたところでは、『文學界七月号』に小川洋子さんの短期集中連載開始。まだ読んでいないのだけど、チェスの話ということでこちらも楽しみ。
5月末に発売された『8 1/2 愛蔵版』。本編・特典映像集・スペシャルブックレットにフォトカード(サラギーナの笑顔が眩しい)もついてくるという豪華さ。この映画で惹かれるのは少年時代の思い出のシーン。煌く海をバックに踊るサラギーナのルンバ、夜中に目が動くという不気味な肖像画、神学校の告解室の美しさ…。ちょっと古い話だが確かR.E.M.の"Everybody Hurts"のミュージックビデオがこの映画にインスパイアされて作られたのではなかったろうか)。フェリーニはかの黒澤明監督同様非常に美術的才能のある人で(新聞に漫画も描いていたらしい)、心に残る絵的に美しいシーンが多い(『アマルコルド』の雪の日に孔雀が羽根を広げるシーンとか、『ローマ』で地下鉄工事中発見された華麗な古代の壁画が外気に触れて儚く消えていくところとか)。フェリーニ・ワールドの核となる絵コンテはそれ1枚でアートなのだが、『悪魔の首飾り』のそれ―空港から式典に向う黒い車の中で、虚無感を纏い疲れ切った顔でシートにもたれるトビーを中心に不気味なスパニャ神父らしき眼鏡の男と顔を緑色に塗られた案内役の女性が黒と赤をメインに描かれている―が群を抜いて好き。いつかまとめて観られる機会が来るといいけれど。



8 1/2 愛蔵版


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13日の金曜日

初戦で幸いなことに結果には結びつかなかった綻びが露呈し、恐れていたことが現実になったドイツ代表。対戦するのはクロアチア。闘将ニコ・コヴァチ、DFには弟のロベルト・コヴァチ。相変わらずかっこよい。

ポーランド戦で"運良く"勝てた布陣をそのまま敷いて来てるし(呆)。どれだけ過信しているのやら。中継でクロアチアのビリッチ監督は自らのチームが叩きのめして来た英国にドイツを例えて自信満々。死の組でオランダに敗れた伊をも凌駕する記録的な惨敗にならなかったのがせめてもの救いか。

初戦でも感じていたが、ゴメスと前線のポーランド系バイヤン連合、息が合ってないような...特にその片割れポドルスキをクロアチア相手に中盤に置いても仕事させてもらえないし(前に動かし、ラームを左に+シュバインシュタイガーを入れた後はかなり良くなったけど)。わかっていたことだけどシュナイダーさんの不在が痛い(そのポジションに配置されたフリッツの、走りに走ってつくり出すチャンスをFWは活かして欲しい)。クロアチアはドイツに強いわ〜。おめでとうクロアチア!

今オーストリーとポーランドの再放送を観てるけど、やっぱりボルツはいいなぁ。GKには気迫がみなぎってなきゃ!